わたしたちが『うまれる』を朝霞で観たい理由

映画『うまれる』は3年くらい前、助産院の掲示板のポスターでその存在を知り、
「観たい!」と思った映画です。その時は観に行くことができず、去年、板橋での
上映会も都合が付きませんでした。今年2月、草加で上映会があることを夫が
見つけ、当時小2の娘と年中の息子と家族四人で、ようやく観にいくことができました。

 

やっぱり観てよかった―

単純に新しい命が生まれただけではない、4組の夫婦の「うまれる」を目の当たり
にして、生まれてきて今生きているという事実がほんとうに貴重だと実感できました。

母親としてちゃんと子育てをしようと子どもと向き合うと、自分が思うようには事が
運ばず、イライラが積み重なって子どもに当たってしまう…、そんなこともあります。
でも、わたしもわが子も貴重な存在。そのことを忘れずにいれば、あっという間に
過ぎるだろう子育ての時間も一時一時を大切に、味わうように過ごせる気がしました。

みんなで観たい!

すべての人が子どもを産み育てるわけではありません。ただ、命あるすべての人が
「うまれる」という瞬間を体験していることは間違いない―。この映画を通して
その事実と向き合って、今の生活も、そこで出会う人達も貴重なんだと、
もっともっとだいじに関わりたいと感じました。

だから、今度はわたしが暮らす朝霞の皆さんとこの映画を共有したいのです。
見方、感じ方は人それぞれでしょう。でも、この映画のテーマを一緒に受け取る
ことでなにかが生まれたら、またそれを大切に育てたいと思うのです。

所属する朝霞おやこ劇場の仲間が、わたしのこの思いに応えてくれ、
実行委員会を立ち上げることとなりました。 地域の皆さまの力もお借りして、
朝霞での上映会を実現させたいと思います。 ぜひご協力をお願いします。

 朝霞おやこ劇場 「うまれる」上映会 
 実行委員長  藤井 聡子

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